今はどこに行っても殺菌・消毒が当たり前になっていますね。ウイルス感染を抑えるために手洗いをする回数も増えたため、肌の弱い方は手荒れが気になるでしょう。
私もかつてかなりひどいアトピー性皮膚炎だったので、手荒れのつらさはわかります。手荒れがひどくなるとかゆみも深刻な問題です。
今日は、手荒れに効果的なハンドケアと、手洗いの方法を紹介します。
手荒れでかゆみがひどい方におすすめのハンドケア
手荒れでかゆみがひどい場合には、保湿が一番大切です。手洗いや洗い物のしすぎで荒れるのは、主婦湿疹・手湿疹と呼ばれ非常にメジャーな症状となります。
手湿疹の症状としては、手の皮膚に水疱(透明なぶつぶつ)ができて、進行すると水疱が破裂して体液が出てきます。体液が出た後もほっておくと皮がめくれるなどさらに症状は悪化します。
参考に、私の手湿疹がひどかった時の画像を載せておきます。
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ここまでくると、市販薬で手荒れを治すのは難しいので皮膚科にいった方がいいですね。こんな風に症状が悪化する前にケアをすることが大切です。
手荒れがひどい方におすすめのハンドケアを5つ紹介します。
- 潤い成分が入っているハードタイプのハンドクリームを選ぶ
- こまめに保湿する
- ひどい箇所は絆創膏でガード
- ハンドクリームを塗り、さらに綿手をはめる
- 手を拭くタオル・ハンカチは柔らかい素材のものを使う
それでは順番に紹介していきましょう。
潤い成分が入っているハードタイプのハンドクリームを選ぶ
ハンドクリームも色々なものが販売されていますが、ハードタイプ(クリームが固いもの)のものを選びましょう。
ソフトタイプ(クリームが柔らかいもの)は、塗りやすいですが、水や汗で落ちやすいのでコスパはあまり良くありません。あと、持ち運ぶ際に、ソフトタイプのハンドクリームは潰れて中身が出やすいというデメリットもあります。
私のおすすめのハンドクリームは、ロコベースリペアクリームのハードタイプです。クリームが固く、潤い成分のセラミドが配合されているため塗った後しっとりします。
こまめに保湿する
手洗いやアルコールで消毒した後には、手の皮脂が少なくなってすべりが悪いため、傷がつきやすくなります。手がカサカサしてきたと思ったらハンドクリームでこまめに保湿しましょう。
皮膚を異物の侵入や外部の刺激から守る機能を、バリア機能といいます。しかし、皮膚の乾燥でバリア機能がうまく働かなくなってしまいます。
アルコール消毒で手が冷たく感じるのは、アルコールが手の水分を蒸発させているからです。そのため、アルコール消毒後は手が乾燥している状態。なるべく早く保湿するようにしましょう。
手荒れが特にひどい箇所は絆創膏でガード
手洗いがひどく、ひび割れなどなにかに触れるだけで痛い場合は、絆創膏で患部をガードしましょう。絆創膏も色々なものが販売されていますが、大きめのサイズで低刺激のものを選ぶといいですよ。
個人的におすすめの絆創膏はケアリーヴです。やや値段は張りますが低刺激で、表面がザラザラしているため、物をつかみやすいところがGOOD!
ハンドクリームを塗り、さらに綿手をはめる
寝る前には、ハンドクリームをたっぷり塗ってから、さらに綿手をはめることでより成分が皮膚に染み込みダメージを受けた手の回復が早くなります。(※軍手ではありません。薄手の綿の手袋です)
手荒れがひどい場合にはかなり効果的な方法ですので、お試し下さい。
手を拭くタオル・ハンカチは柔らかい素材のものを使う
手荒れがひどい時には、少しの刺激や摩擦でも皮膚が傷つきやすいです。特に手洗い後の水に濡れた状態の皮膚は弱くなっています。
固い化学繊維のタオルで拭いてしまうと、皮膚を傷つけるおそれがあるので注意が必要です。一般的に販売されている化学繊維は、ポリエステル・ナイロン・ポリ塩化ビニールなど。
おすすめは、綿100%かシルクのタオルです。シルクは高価ですが綿100%のタオル・ハンカチはそれほど高くないので、スーパーなどで探してみましょう。
まとめ
手荒れでかゆみがひどい時にはこまめに保湿することが大切です。ハンドクリームや絆創膏、タオルなども肌にやさしいものを選び、ひどくなる前に対処しましょう。
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