伊坂幸太郎原作、三浦春馬主演の映画『アイネクライネナハトムジーク』をみたので、あらすじ、配信サイト、個人的な感想をなるべくネタバレなしで書いていこうと思います。
映画『アイネクライネナハトムジーク』のあらすじ
仙台駅前で、佐藤は、仙台駅前で街頭アンケートに協力してもらった本間紗季(多部未華子)と付き合うことになる。
大学のヒロインだった由美(森絵梨佳)と結婚した親友の一真(矢本悠馬)は、とにかく明るい性格だがそれほどイケメンではなく、娘からも嫌われている。佐藤の上司の藤間(原田泰造)は、突然娘と嫁に出ていかれ途方に暮れている。
美容師の美奈子(貫地谷しほり)は、お得意さんの弟と電話だけの付き合いをしているが、次の一歩が踏み出せない。
そんな、いろいろな人達が織りなす恋愛群像劇。
映画『アイネクライネナハトムジーク』の感想
原作は、伊坂幸太郎がミュージシャンの斉藤和義から作詞を頼まれたものの、「詞は書けない」といい短編を渡したのがきっかけで産まれた小説です。
音楽は斉藤和義が担当し、劇中で流れる歌も物語とリンクしたものとなっています。
恋愛映画にしては派手なシーンは抑えめで、「具体的な理由はわからないけれど上手くいったり、いかなかったりする」男女の関係が繊細かつリアルに描かれていて、ちょっと考えさせられます。
何も言わずに娘を連れて妻に出ていかれる藤間(原田泰造)の状況は、男にとっては恐怖でしかありません。しかし、それでも徐々に立ち直っていく彼の姿にエールを贈りたくなります。
よく練られたストーリー展開と、それぞれの恋愛ストーリーが少しずつリンクして“劇的じゃなくても”幸せなハッピーエンドに向かうほんわかと心温まる作品です。そして、三浦春馬のすべてを許してしまいそうな屈託のない笑顔には、心が救われること間違いなし。
原作はこちら
映画『アイネクライネナハトムジーク』のキャスト
- 監督:今泉力哉
- 脚本:鈴木謙一
- 佐藤:三浦春馬
- 本間紗季:多部未華子
- 織田一真:矢本悠馬
- 織田由美:森絵梨佳
- 織田美緒:恒松祐里
- 久留米和人:萩原利久
- ウィンストン小野:成田瑛基
- 亜美子:八木優希
- 斉藤:こだまたいち
- 板橋香澄:MEGUMI
- 久留米邦彦:柳憂怜
- 久留米マリ子:濱田マリ
- 青年:藤原季節
- 少年:中川翼
- 女子高生:祷キララ
- セコンド:伊達みきお(サンドウィッチマン)
- セコンド:富澤たけし(サンドウィッチマン)美奈子:貫地谷しほり
- 藤間:原田泰造
映画『アイネクライネナハトムジーク』が見られる配信サイト
映画『アイネクライネナハトムジーク』は以下の配信サイトで視聴可能です。
・レンタルで視聴可能⇒AmazonPrimeビデオ
・レンタルで視聴可能⇒dTV
※本ページの情報は2020年8月21日時点のものです。
最新の配信情報は各配信サイトでご確認ください。
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