イヤホンのイヤーピースはたまに水洗いしないと外耳炎になる危険あり

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テレワークが増えて自宅で仕事や会議をすることが増えたという方も多いでしょう。ZOOMなどでのオンライン会議で、イヤホンをする方も多いと思います。

また、イヤホンで音楽を聞きながら電車に乗る、イヤホンでオーディオブックやリラックスできる音を聞きながら寝るなど長時間イヤホンを装着するシーンは、日常に数多くあります。

そんな中、最近イヤホンのイヤーピースの雑菌などが原因で外耳炎(がいじえん)になる方が増えているそうです。そこで、イヤーピースを清潔に使うために水洗いする方法と注意するポイントを解説します。

イヤーピースはたまに水洗いしないと外耳炎になる危険あり

今のイヤホンはイヤーピース型が主流となっています。イヤーピースは耳の奥まで入り、外の空気を遮断し密閉状態になるため細菌が繁殖しやすいです。

また、イヤホンは服のポケットやカバンの中などにしまいがちですが、そのままだとホコリやウイルスが付着しやすいので注意しましょう。

不衛生なイヤーピースを使用して外耳炎(がいじえん)になると、強いかゆみなど様々な症状が出てきます。

鼓膜の手前を外耳といい、ここの炎症が「外耳炎」です。不潔な耳かき、指のつめなどで耳の中をかいて傷を作った場合などに細菌が入り炎症を起こし発症します(中略)。耳が痛くなります。ひどくはれると聞こえが悪くなることもあります。耳たぶをひっぱったり、耳の入り口を押したりすると痛みが強くなります。治療は耳鼻咽喉科での局所の処置、抗菌薬や鎮痛薬の内服などを行います。

出典;一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会


外耳炎が悪化すると、強いかゆみや痛みがともない、はれて耳が聞こえづらくなることもあります。外耳炎にならないよう、イヤーピースは清潔に使いましょう。

イヤーピースと同じく耳栓も清潔に使う必要がありますね。



イヤホンのイヤーピースには水洗いできるものとできないものがある

イヤホンのイヤーピースには、水洗いできるものとできないものがあります。

材質 水洗いの不可
シリコン
ポリウレタン(フォームタイプ)
ハイブリッド(シリコンとポリウレタン)


安価なシリコン性はほとんどが水洗いできます。しかし、高価で耳によくフィットして遮音性が高いポリウレタンは水洗いができません。

シリコンとポリウレタンを部分的に使い分けたハイブリッドは、商品によっては水洗い可能です。長時間利用するのであれば、水洗いできる素材のイヤーピースを選びましょう。

水洗い可能で人気のイヤーピースはこちら



イヤホンのイヤーピースの水洗いの方法と注意点

まずは、イヤーピースを水洗いする際の注意点を紹介します。

  • 力任せに外すと破損する(破ける)
  • 排水口に落としやすい
  • よく乾かしてから使う

イヤーピースはイヤホン本体にしっかりと付いているため、無理やり力任せに外すと変形したり破けて利用できなくなってしまいます。

また、イヤーピースは小さいため水道の排水口を開けたまま水洗いすると、排水口の穴に落ちてしまうため注意しましょう。

おすすめのイヤーピースの水洗い方法

私がおすすめするイヤーピースの水洗い方法を紹介します。
※あくまで管理人のやっている方法のため、自己責任にてお願い致します。
※シリコン製でも水洗い不可となっているものがあるため、説明書を必ずご確認ください。

1.説明書で水洗い可能であることを確かめる



2.イヤーピースをやさしくイヤホンから外す

イヤーピースはしっかりと根本(奥)から持って、上下にねじるようにしながらゆっくり外しましょう。

わかりやすい動画はこちら↓



3.清潔なペットボトルに水を半分くらい入れてから、イヤーピースを入れキャップをしっかりとしめる。※お湯は絶対に使わないでください。変形することがあります

イヤーピースが浮く場合には、上下逆さにして空気を抜きます。そしてペットボトルを上下か左右にゆっくりと振りましょう。(ペットボトルの外フィルムは、見えづらいためはずします)



4.キャップをゆるめ、ペットボトルを斜めにして水を排出する(※流しは念の為ふさいでおく)


ボトルを垂直にしていると重力の関係で水が抜けにくいです。少し横に寝かせると早く水が排出されます。

5.ペットボトルからイヤーピースを出して、穴を下にして乾かす

以上です。

まとめ

外耳炎予防のためにも、イヤホンのイヤーピースは清潔なものを利用しましょう。イヤーピースには、水洗いできるものとできないものがあるため、水洗いの際には必ず確認してくださいね。



水洗いできないなら100均で大人買いして、毎月付け替えるという手もありますよ。

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