GOTOトラベルキャンペーンが東京都も含めて全国で利用できるようになってから、たった10日足らずで、キャンペーン対象のプランを販売中止するサイトや、条件を大幅に改悪するサイトが増えています。
今日は、GOTOトラベルで予約サイトと販売中止などの変更点について解説します。
GoToトラベル予約サイトが販売中止や条件変更
※2020年10月14日追記:政府が予算を追加したことにより、ほとんどの旅行予約サイトで1人1泊2万円まで(何度でも可)という条件に戻りました。
GOTOトラベルキャンペーンは、以下の条件で10月1日から始まりました。
【変更前】
対象 | 割引額 | 割引額上限 |
国内旅行 | 旅行代金の35%割引+15%の地域共通クーポン | 1人1泊2万円まで(日帰りは1万円まで) |
※連泊や回数の制限なし
しかし、10月11日現在、GOTOトラベルキャンペーン対象のサイトを見るとほぼすべてのサイトで条件の変更がおこなわれています。(※2020年10月14日追記、政府の予算が追加されほとんど旅行予約サイトで以前の条件に戻りました。)
【変更後】
旅行予約サイト | 変更後の条件 | 条件の変更日 |
楽天トラベル | ・1会員あたりの利用上限枚数は1枚まで ・国内宿泊:1予約1部屋 ・国内ツアー:1予約まで | 10月9日 |
じゃらん | ・1人1泊あたり最大3,500円(税込)まで ・回数制限はなし | 2020年10月10日(土)2:00以降の予約から |
Yahoo!トラベル | ・1人1泊あたり最大3,500円割引まで ・回数制限はなし | 10月10日から |
一休.com | ・1人1泊あたり最大3,500円割引まで ・回数制限はなし | 10月10日から |
dトラベル | 販売を一時中止 、 新たに予算が追加され次第販売再開の予定 | 9月24日から |
JR東海ツアーズ | 京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県・兵庫県および四国4県は販売中止 | |
Relux | 販売中止 | 10月11日 |
もうすでに、ほとんどの予約サイトで大幅な条件の改悪や、販売中止となっています。
なぜ、GoToトラベル予約サイトが販売中止や条件変更?
この時期に一斉にタイミングをそろえたかのように、GOTOトラベル対象の大手旅行予約サイトが販売方針を変えてきたのでしょうか?
各サイトの説明は主に2パターンに分かれています。
- 予算がなくなったため
- より多くの方にチケットを購入して頂くため
Yahoo!トラベルでは『公式note』で以下のように説明がされています。
Go To トラベルクーポンを多くの方にご利用いただくため、10月10日午前0時より国内宿泊予約のヤフープランについて、Go To トラベルクーポンの割引上限金額を1人1泊あたり3,500円までに変更いたします。
Yahoo!トラベル
そして、dトラベルでは公式サイトで以下のように説明されています。
Go To トラベルキャンペーンにつきまして、ご好評につき給付金額の予算上限に達しましたので、販売終了となりました。新たに予算が給付され次第、販売を再開する予定です(11月を予定)。
dトラベル
まあ、どちらも予算がなくなったためと読み取れるのですが、そもそも観光庁が決めた50%OFFのキャンペーン(旅行代金35%+15%の地域共通クーポン)は10月1日から開始されると、数ヶ月前からアナウンスされていました。
地域共通クーポンをほとんど利用する前に、GOTOトラベルキャンペーンが終了してしまうというのは本末転倒ですね。
現在GOTOトラベルが変更前の条件で利用できる予約サイト
2020年10月11日現在でも、GOTOトラベルが変更前の条件(割引上限20,000円)で利用できる予約サイトをまとめました。
これから利用する予定の方はお早めに予約してくださいね。
※それぞれ、GOTOトラベルのページに飛びます。(外部サイト)
まとめ
突然のGOTOトラベル対象の予約サイトが条件を変更したことは残念ですが、今後予算が追加されれば、またキャンペーンが再開する可能性もあります。
現状は、まだGOTOトラベルキャンペーンをおこなっている予約サイトを利用するしかなさそうです。
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